JITコンパイラ?

JITコンパイラ。Just In Timeコンパイラの略らしい。

日本語に訳すと実行時コンパイラ。つまり、実行するときにコンパイルしてからプログラム作動するわけだ。
ここで勘違いしてはいけないのがインタプリタとは違うらしいってこと。

インタプリタは一行ずつコードを解釈して実行する。
JITコンパイラは、ソースコードを機械後に変換してから実行する。

つまり、実行時コンパイラと名がついてるが、コンパイルするタイミングが直前なだけでインタプリタでは無いのだ。
めんどくせえw

ここまで書いてきて勘の良い人はわかったかもしれないが、JavaにはJITコンパイラが使われている。
Javaは一度コンパイルすると、中間コードに変換してclassファイルが作られるわけだが、実行する直前にJITコンパイラを通して機械語に変換して使われているわけだ。

なんでJITコンパイラを使うか?そのメリットについて幾つか。
機械語に変換しているので、インタプリタよりは実行が早い。(ただし、コンパイルに時間をかけるので、
小さいプログラムであればインタプリタのほうが向いている。)
・実行時にコンパイルするので、機械ごとに最適化をはかることができる

ただ、事前コンパイルよりメモリをmgmgしたり、インタプリタより初動が遅かったりするのは否めない。
まぁ、こんなものがあるんだなぁということで一つ。

関連項目
PHPのJITコンパイラ「HipHop Virtual Machine」、Facebookがオープンソースで公開 - Publickey
実行時コンパイラ - Wikipedia事前コンパイラ - Wikipedia